スタッフブログ

コーディングラボのスタッフから、
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ウェブサイト制作に欠かせない存在HTMLの歴史

成り立ち

今ではウェブサイト制作を行う人にとって最も一般的なマークアップ言語であり、欠かせない存在のHTMLですが、その成り立ちは意外にも現在のようなウェブ上での使用のためではなかったのをご存知ですか?
誕生のきっかけはイギリスの計算機科学者ティム・バーナーズ=リーが、彼の所属していたCERNで同僚との情報共有の仕方に悩んでいたことでした。欧州12か国が共同研究を行うCERNでは、何千人もの科学者が出入りしていたため、それぞれの研究の進捗状況などの情報を共有しきれずにいました。そこで1989年、ティム・バーナーズ=リーが独自のメモを提案し、1990年にコード化。この時に世界ではじめてのサーバーとブラウザが誕生し、多くの情報が蓄積されているサーバーへアクセスすることで情報をブラウザ上に表示するという現在のウェブにつながる方式ができたのです。

変遷

1993年6月にティム・バーナーズ=リーによって提唱されたHTMLは、IETFのIIIRワーキンググループにより仕様書が発表され、これが現在バージョン1.0と言われるものとなります。その後、11月にテーブルなどが追加された「+」が発表されています。

1995年11月にIETFのワーキンググループによりバージョン2.0が発表されますが、このあとティム・バーナーズ=リーが「ウェブを使う人や場所、環境によって差が出ないように、技術書や仕様を作成・勧告する」ために設立した非営利団体W3Cが管理するようになります。

バージョン3.0は策定途中に破棄されましたが、1997年1月にバージョン3.2がW3Cによって勧告され、これが日本語をあつかえるバージョンとして最も古いものとなります。

1997年12月にはバージョン4.0が発表され、1999年にはいくつかのマイナーチェンジが加えられたバージョン4.01が勧告されます。その後、W3Cはブラウザベンダーによって設立されたWHATWGと協力しバージョン5.0の標準化をすすめました。

最新情報

2014年にW3Cによって勧告されたバージョン5.0はWHATWGとの協力よって、より現場の声をとりいれたものになっています。これまでのバージョンとの大きな違いは拡張性と互換性の高さにありますが、今はまだ発展の途中にありHTMLを使用したコーディングには配慮や専門家の知識が必要となります。そのためより高度なサイト制作や時間の短縮を行うためには、コーディング代行の利用が有効な手段となります。