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ウェブサイトの装飾をつかさどるCSSの歴史

変遷

上で述べたとおり、level1は1996年にW3Cによって勧告されました。しかし当初はInternet ExplorerやNetscapeなどの主流であったブラウザのサポートを受けていなかったため、一般化されることがありませんでした。1998年にはlevel2が勧告されますが、こちらも主流ブラウザによるサポートが乏しかったため普及にはいたりませんでした。

その後、Mozilla(Firefox)やOperaによるサポートを受けるようになりました。このことでようやく2001年以降にCSSを使ったウェブサイト制作が広まることとなりました。

2011年にはlevel2で定義があいまいで実装の非互換が生じた部分の記述の訂正が行われ、level2で策定されていても長期間実装が行われなかったものや、相互運用性が確保できなかった機能が削除され、level2.1として勧告されました。

後継のlevel3からは全体がモジュール化されたため、ブラウザが個々にどのモジュールに対応するかしないかを選択できるようになりました。またlevel3で新しく設けられた仕様があり、それらの利用法はそれまでのソースにlevel3の記述を加えるだけで良いので、簡単に実装ができるようになりました。

最新情報

現在の最新版はlevel4です。こちらにはlevel3で定義されていない新しい機能が追加されるほか、level3の定義に含まれていたのに勧告に至らなかった機能などが含まれています。さらに使いやすい仕様へと変化を続けるCSSですが、いまだ勧告を受けていないlevel3のモジュールがあるのに、level4の草案が公開されているなど複雑な面もあり、全てを把握することは専門家以外には難しいことです。そのため、コーディング後のトラブルやメンテナンスなどを考えるとコーディング代行の利用がおすすめです。